【お客様の声】安全面についてはくれぐれもしっかりとした配慮・対応をお願いいたします

2019年5月 Y様 女性1人旅
~ペルヘンティアン島ディスカバーパッケージ&コタバル 6日間~
(ペルヘンティアンアイランドリゾート宿泊)

お世話になります。
先日無事帰国いたしました。

何より今回危険な事態に対し、メールや電話で迅速に対応いただいたことに大変感謝しております。
また、時間的に余裕がない中で、的確な提案、手配、フォロー等いただきましたこと、さすが瀧井様と感じ入っております。

以下感想及び、例の事件について書かせていただきます。長文になりますがご容赦下さい。

【送迎について】
さて、問題の送迎についてです。
私の側からの見方・意見をお伝えします。

まず2日目、コタバルからクアラブスッに着いた際、送迎のドライバーからボートのチケットは?と言われ、もちろん私は持っていませんので、includeのはずと伝えました。
が、納得しないようで、受付のような所に連れていかれ、そこの女性に英語のvoucherを見せつつ私が事情を説明、その人がどこかに電話して、その後ホテルの事務所で確認してと言われ、ドライバーにあっちと言われて、私が自分でウロウロ探して何とかホテルの名前の入った施設(店舗?)を見つけ、説明すると、ここではないと言われ、横の店舗に移動して説明して、やっとincludeの確認が取れてボートに乗りました。

なお、このドライバーは帰りの日程やピックアップについて一切説明することはありませんでした。

リゾートからの出発に関し、念のためと思い、出発の前日(3日目)に確認にフロントに立ち寄ったところ、ホテル側からピックアップが入っていないと言われました。
この時点で瀧井様に連絡し、確認・回答いただきましたよね。

そして例のクアラブスッでのドライバー事件です。(ローカルタクシーへ誤乗車)

私は通常海外ではこうした車に乗るようなことは絶対にありません。
しかし、今回瀧井様に間に入って何度も確認をしていただいており、ドライバーが違うなどとは考えもしなかったこと、マレーシアでこのような目に遭ったことが一度もなかったことなどから、不信感を抱きつつも車に乗ってしまったのは大失敗でした。

瀧井様から電話をいただいた際には、本当にどこかに連れていかれてお金を取られるのでは?
どう逃げるべきか?など色々考えていました。

正規なドライバーではなかったものの、とりあえずはローカルなタクシーだったようで事なきを得ましたが、クアラブスッではお金を握らせれば、客に近いところに入れさせるという状態になっていることが発覚したわけです。

今回のドライバーは、ボートを降りてすぐの所に5人位で立っていました。
おそらく正式なドライバーはもっと離れた場所で待つようになっているものと思われます。私が実際この目で目撃したように、このドライバーは別の男(おそらく係員)に目立たないようにお金(お札)をささっと渡していました。当地では、係員に金を握らせて、正式な待ち合わせ場所ではない客の近くまで立ち入らせてもらい、客を横取りすることが日常的に行われているのだと思われます。

今回は客の横取りだけで済みましたが、タクシーがいくらでもつかまえられるような大きな町ではない場所で、移動の選択肢がない不慣れな観光客、しかも女性、まして一人ということであれば、そのまま辺鄙な所へ連れて行って金品を奪うことは十分可能で、そうしたよからぬことを考えている輩が必ずいるはずです。私がそうならなかったのは不幸中の幸いでした。

こうした事件・事故が起きないようくれぐれも対策をしっかりと取って下さい。

極端な話、強盗や誘拐などの犯罪集団が観光客を拉致して金品を奪うようなことも十分可能であると思われます。

瀧井様のご説明にあるような行き違いという程度のものではありません。

これは安全面に関わる大問題であり、観光客には大変危険なことで、御社としても今後よくよく考えられるべきだと思います。

ちなみに、帰国の際の空港までのドライバーは、最初に書かれていた Farisではなく、Otherwise,you can contactと書かれていたAdnan でした。Farisは?と聞いたところ、replacementと言っていました。
電話番号も事前にいただいたものと合っていましたし、私の名前の書かれたメールも
スマホで見せてくれたので問題なしとしましたが、ここでも当初のドライバーでない人が来たわけです。

ボートの件にしても、ドライバーへの指示、リゾート側とこの業者の連携・連絡等がいい加減で、この業者の一連の対応にはかなり疑問を感じましたね。

繰返しになりますが、安全面についてはくれぐれもしっかりとした配慮・対応をお願いいたします。

【ペルヘンティアン島/ペルヘンティアンアイランドリゾート】
さて、事件のことばかり書いて、本来のリゾートやコタバルのことをあまり書いていませんでしたので、追加で書かせていただきます。長文ですのではしょって下さい。

海の透明度は素晴らしく、以前行ったレダンと雰囲気が似ているものの、また違った海の色でした。美しい海と空の下、朝からビーチでぼーっとして暑くなったら海へ、の繰り返しでただひたすらのんびり。。海は朝から夕方までずっと暖かで、いつでも泳ぐことができました。

一方、魚やサンゴなどはそれほどたくさんは見られません。リゾートのオプショナルツアーも参加しましたが、有料の割にはそれほど…なので、シュノーケルセットを借りて、リゾートのビーチに少しだけあるサンゴのあたりを見ているだけで十分かなと思いました。

私はカメが大好きなのですが、シュノーケルでも見れる確率が高いとの前評判通り、リゾートの遊泳エリアで一日1回1匹ですが、滞在中3匹見ることができました。

コテージやレストランは少々古い感があり、そんなにきれいな感じではありませんでした。来年オープン予定の新しい施設が工事中だったり、宣伝用のでかでかとした看板がずらーっとあったり、ジャングルトレッキング用の道は途中で途切れ、案内板は地面に落ちたままだったりなど、ちょっと興ざめでした…

良かった点は、各コテージの玄関先に砂落とし用の水道が設けられていたこと、新しくてきれいでたくさん干せる伸縮タイプの物干しが設置してあったこと、お湯が出る出るシャワーであったこと、しかもよくある上からしか出ない固定タイプだけでなく、ハンディタイプのものが両方付いていたことなどです。

シャワーはビーチ沿いにもいくつか設けられていて、何の覆いもないただのシャワーですが、ちゃんとお湯が出ましたし、コテージ内の暗めのバスルームよりも、明るい屋外の開放的なこちらのシャワーの方が気持ちよかったです。

食事はごくごく普通のバイキング。インド人が多いからか色々なカレーが毎回出ました。濃い味付け、揚げ物などすぐに飽きてしまいましたが、中華がゆときしめんのようなヌードルがほぼ毎回出て、しょうゆ味のあっさり系が食べられて日本人には有難かったです。

果物はスイカが毎回、あとはメロン、オレンジ、リンゴ、ライチやランブータンなども出ました。超甘ですごい色のケーキ類は全然ダメでしたが、タピオカ入りのお汁粉(?)、そのココナツミルクバージョンみたいな暖かいスイーツが毎回出て、これがすごくおいしくておかわりして食べてました。

時期や込み具合もあるのでしょうが、レダンと比べると、スタッフの笑顔や対応、ホスピタリティーは今ひとつな感じでした…余談ですが、レダンではリスがとても人懐こくて、レストランに入り込んで人の手から食べ物を食べていましたが、ここのリスはあまり人に近づこうとはせず、すぐ逃げてしまいます。この辺にも表れているような、、

さて、立ち寄りのコタバルですが、他の街より非常にムスリム色の強い街でした。

ほんの小さな子でもスカーフをかぶっていたり、ほとんどの人が伝統的な服装をしていたり、男性同士の挨拶が独特であったりと、今までにないとても興味深い体験とましました。

私のホテルは観光施設のあるエリアから離れていたせいもあるかと思いますが、お土産を扱っているようなお店は全くありませんでした。ホテルから15分位のKBモールの中に大きなスーパーが入っていて、ここは割と遅くまでやっているようで、面白いローカルのお菓子や日用品がとても安くて、私はここで大量に買い込んでお土産にしました。

なお、マレーシアはどこもそうですが、横断歩道があまりなく、車がビュンビュン走ってくる間を縫って広い道路を渡らなければならないことになります。KBは多くの人の集まる大きなモールですが、面している道路の片方にしか横断歩道がありません。ホテルからまっすぐ歩いてくると横断歩道のない側になりますので、道路を渡る際は十分ご注意下さい。

やっと見つけたホテル近くの屋外のレストランでのひとときは今回最も思い出に残る楽しいものでした。私の英語がわからなくて店員同士で、あれ?これ?とか色々話し合っていたり、逆に私にマレー語で〇*△?と聞いてきて、私が??だったりとお互い困ったなあとなりながら、メニューにはなかったであろうと思われるスープヌードルを作ってくれて嬉しかったですねえ。

こういうマレーシア人の素朴な暖かさや優しさが大好きです。

最後にご依頼の写真ですが、いわゆるインスタスポット的な場所のものをお送りします(119です)。暑かったからか昼の時間帯にここで撮っておらずショック…青い空とキラキラした美しい海が写っている昼の127も一応お送りします。

本当に長々と失礼しました。今後ともよろしくお願いいたします。

あえて厳しい意見を書かせていただきましたが、緊急の事態にも即時にメールだけでなく、電話までしていただき、瀧井様及び御社には大変感謝しております。

この度はどうもありがとうございました。

P.S. 電話で瀧井様の声を聞いた際、もっと年配の方だと思っていたのに、ずっと
お若い方のようでビックリしました。

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【お客様担当より】
Y様 いつもご利用をいただきまして、誠にありがとうございます。

ご指摘の通り、乗船場所で多数の船が到着するような中で、多くのタクシードライバー、他の旅行会社から当社手配ドライバと待ち合わせをすることは、時に困難であると存じます。
また、女性お一人様でのご旅行であれば、更に不安要素が大きく今回のようなことも置きかねない状況であること、旅程管理と危機管理の面で、不完全でありましたこと、お詫び申し上げます。

トレンガヌ州は、クアラルンプールやペナンなどと比べ、日本人向けのサービスがまだ構築されていないことが大きな改善点であります。半年間の営業期間に日本人スタッフや事務所を開設することを、過去に当社と提携現地旅行社で検討をしましたが費用より、まだ実現に到っておりません。

ゆえに、当社もトレンガヌ州に強い現地旅行社(チャイニーズマレー系)へ送迎・ホテルを委託手配せざるえない状況ですが、旅行サービスや危機管理に対する意識の統一性がまだ不完全という現状です。

マレー習慣風俗、現地事情も丁寧にお客様へ事前説明をした上で、ツアー企画を進めてまいりたいと存じます。

早速、今回いただきました件は、英訳をしまして早速現地の旅行会社へお伝えし危機管理能力、サービスの改善を求めてまいります。

また、当社バナーなどドライバーが掲げるなどの対策も万全に確認するようにいたします。

何卒、寛容にご容赦いただければ幸いです。

Y様からのご進言は、当社及び現地旅行会社への振返りをいただく貴重な機会となりました。
本当にありがたく感謝いたします。

Y様サンプルスケジュール(無断転載不可 pdf375kb)
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