マラッカの旅、第3回。
前回は西欧列強の建物を中心にご案内しましたが、
今回は、マラッカ独自のババ・ニョニャ文化をご紹介します。
ババ・ニョニャ文化とは、簡単に言えば、
マレーと中華が混ざってできた文化のことです。
15~16世紀に大陸から来た華人男性と、地元マレー系女性が結婚し、
生まれた子孫のうち、男は「ババ」女は「ニョニャ」と呼ばれるようになりました。
そして出来上がった新しい文化が、「ババ・ニョニャ文化」。
プラナカンとも呼ばれます。
(PERANAKAN:(プラナカン) マレー語で、「地元で生まれた」という意味)
そんな彼らが住んでいた家の一つが博物館になっています。
私が訪れた際は内部写真撮影不可の為、リンク貼り付けます。
とっても素敵です。是非ご覧下さい。
ババニョニャヘリテージ
そして、この博物館の中に日本軍統治時代の紙幣が保存されていました!
(画像、http://tonyjsp.com/様よりお借りします)
ショップハウス
1階はお店で2階は居住区の長屋のことを、ショップハウスと呼びます。
ものすご~く細長いんです。まさに鰻の寝床。
入り口は狭く、奥へ進むといきなり明るくなります。
?と上を見ると、空。家の真ん中は吹き抜けになっています。
池があったり中庭があったりします。
風通しがとても良く、涼しいです。
気軽に入れるお店が多いので、是非、ふらりと入ってみて下さいね。
さて、次はビーズサンダルのご紹介。
このようなビーズサンダルがマラッカでは有名です。
マレーというより、中華っぽいですよね。
街を歩いていると、何店舗か見かけます。
完全手作業でビーズを縫っていくそうです。
昔は花嫁修業の一つだったとか。
ニョニャクバヤ(Nyonya Kebaya)
民族衣装です。中華系要素の強いマレー服。
ウエストがくびれ、チャイナ服の要素がありますよね。
上着の手の込んだ刺繍はマラッカならでは。
オーダーメイドで作れます。既製品も勿論あります。
上下別々に布を買い、オーダーで気軽に作れるので、
住んでいた当時、私は何種類も持っていました。
それでは今回はここまで!
次回は、マラッカに来たら行かなくっちゃ!と私個人的にお勧めの
オラウータンハウス等について書きます!
Jumpa lagi! (ジュンパラギ また逢いましょう!)
アイシャ
マレーシア専門旅行会社
マレーシアリゾートクラブ
タグ: バスで行くマラッカの旅, マラッカ, 街歩き